ニトクリス 完成～

少し涼しくなってきたのかと思いきや、ま～だ暑いですね・・
ということで１体UPしました

ごじゃっぺ畑さんのニトクリスです
1/7ということですが、髪の毛の左右の広がりが半端ないので
なかなかのサイズ感になっています
これも写真で見るより実物を見た印象の方がかなりいい感じですね
躍動感があって迫力があります

キットですが、手流し品かと思いますので、気泡や欠けなどあり
腰のひらひらはクリアパーツになっていますが、まあまあな大穴が開いて
いたりでそこは少し残念な点
まあクリアパーツとして扱わなければ、補修自体はどうってことないですが、
そこは折角のクリアパーツなので、諦めずになんとかしたいところだったので、
穴をゼリー状の瞬着で固めて復元させました
でも、表面は綺麗にできても完全なクリアパーツとして一体にはならなか
ったので、補修部分は上手く半スケな感じでごまかせたかなと思います

あとは腰回りのパーツが、どこにどう付くのか明確な写真など無かったので
キャライラストなど参考に、こんな感じかなという感じで取り付けましたが
この辺は強度面も含め少し不安なところです
キットには金のボールチェーンが付属してますが、アクセントになっていいですよね
イアリングと手首のリングはキットに含まれていないので、1ｍｍのアルミ線
で自作してます

そしてこのキットの山場はやはり髪の毛です！
ぶっちゃけ時間かかりましたが楽しいです
今回はエアブラシですが、黄色いシマシマは筆塗りでもアリかな？
しかし時間はめっちゃかかりそう・・
イラストのようなジグザグ感が欲しいなら筆も選択肢に入れて
いいかなと思います
エアブラシでも、一応そのジグザグ感は意識してます
髪の色はモニターによっては、ブルーに見えるかもしれませんが
どちらかと言えばパープル寄りです

色ですが、これと言ったご要望はありませんでしたので
イラストをメインにして完成見本を参考にまとめました


●カラーレシピ
（Mr.カラー＝C　Mr.カラーGX＝GX　ガイア＝G　ガイアEx＝Ex）

髪　GX5+C137+Cマゼンタ
髪黄色　C313+C4+C58+C43→縁をGX103+GX107→色味調整GX105
金　G122
肌　C111→C19+C42+C59+Ex02


それではこちらからどぞ　ニトクリス

マジカルエミ 完成～

ということで次も同じくFUKAYAさんのマジカルエミです
スケールは同じく1/6ですが、なによりダイナミックなポージングで
こちらも躍動的で大きく見えます
最近のキャラ造形はもっぱら情報盛り込んだリアル志向ですが、昔は逆に
リアルにしすぎないバランスを大事にされていたなあと完成したフィギュアを
見てると思い出しました
こういうのは好みの問題でしかないですが、前者の方がすごいと思わせやすいですし
お客の購買欲はそそられるんでしょうね
自分はどっちの良さもわかりますが、欲しくなるのはおそらく前者なんでしょうね
まあそれもキャラに対する思い入れ次第なところもありますけど・・
基本的にブラッシュアップさせていく作業は嫌いではないです
自分が趣味で好き勝手に作る場合、似てる似てないは度外視して
やっちゃいますからね・・
ドラゴンボールやらワンピースやらのフィギュアの進化を見ると情報を増やして
作り込む方向性なのは商業としては必然なんでしょうね

ゲーム制作に携わっていた時、やたら”売りになる画面”ってのを求められました
それはお客にすごいなと思わせる派手な画面って意味でもありますが
緻密でリアルな画面ってすごいって思わせるには一番手っ取り早い
でもそのためにはすごい労力が必要
そういうのをずっと強いられるのがなんかしんどいだけでつまらんなあ・・・
とか思いながら仕事してたのをふと思い出しました
とどうでもいい話になっちゃいましたが話を戻し

今の凝ったキャラ造形も当然魅力的だけど
昔のキャラ造形には昔なりの魅力があるよね
って話です
それはその人にとってのノスタルジーなのかはわかりませんが
そういうの抜きで今の目で見ても確かに魅力はあるんだと思います
なので？、その魅力を損なわないようキャラクターのイメージが外れないよう
めちゃくちゃ気を使います（外してたらスンマセンですが・・）
それは今も昔も変わりませんが特に昔のものは歴史がある分
依頼者さんの思い入れも大きい（強い）と感じてるからです
そういう苦労というかプレッシャーみたいなのは常に持ちながら
作業してます

で、そのキットですが昔ながらの非常に荒々しいもので表面処理をする際は
無心になって黙々と進めます
それでも、なかなか終わらないのでモチベを保つのがまた大変・・
人間の集中力なんてそう長く続かないものですから、どうやって気持ちを
保つかってのもかなり大事ですね
自分の場合はケツに火がつくまでひたすら待つのみ・・
夏休みの宿題もとっとと終わらせようと早々に手をつけるも
結局最終日に・・ってパターンですね
基本的に自分はぐうたら人間なんでしょうね

パーツ構成はシンプルなんですが、なんでそこで分割？
っていう昔ながらの男前なやつです
足も足の付け根ではなく太ももでぶった切るし、髪の毛も前髪の
一部だけ別パーツ・・
それならもう少しやりようがあるのではと思ったりしますが
継ぎ目消しとか当たり前の時代なので、こんなもんかなという
気がしないでもないです
あとはスカートはどこに合わせればいいのか・・
なんとなくこんな感じかなというところで合わせてますが接着できる
面があまりなくて少し迷いましたね
ステッキは別パーツではないですが、パーツ自体がちょっとボロボロだったので
削り取りプラ棒で作り直しました（先に向かって少し細くなるよう加工）

色ですが、こちらもアニメのイメージに寄せる方向でまとめました
ご要望にて、スカートは少しラメっぽい質感にするためゴールドを乗せラメ粉も
申し訳程度にまばらに置いてます（写真ではほとんどわからないですね・・）
明るい下地にラメ扮を置くと黒いつぶつぶが目立って逆に汚く見えてしまうので
ほとんど目立たない程度に抑えました
なんかいいフィギュア系にジャストなラメ扮ないですかね・・


●カラーレシピ
（Mr.カラー＝C　Mr.カラーGX＝GX　ガイア＝G　ガイアEx＝Ex）

髪　C67+Ex01+C337→C67+C322
ピンク　G16+Ex01+マゼンタ
足　下地C111+Ex01→C111+C43+C3+Ex02


それではこちらからどぞ　マジカルエミ


あと関係ないですがケルベロスプロジェクトさんのNIKKEアリス予約しました
ワンフェスの出品作をX（旧ツイッター）で色々見てたらデザインと造形が好みだ
なあと少し気になってたら、丁度通販やるってことですかさず・・
うちギャラリーに加えたいなと思ったので届いたら早めに作業に入ります
多分完成品をヤフオクに出すかなと思うので、またその時告知します
ヤフオクとか何年ぶりなんだかな・・
ていうか趣味作自体久しぶり

クリィミーマミ 完成～

またまたえらく時間が空いてしまいましたね
広告が出てるし・・
なんとかやっとでけた～というのが率直な感想です
ぶっちゃけ赤字ですが・・
ということで2体UPしました

まずはFUKAYAさんのクリィミーマミです

サイズは1/6ですが、5.5くらいのサイズ感です
シンプルながら躍動感あふれる造形でいい雰囲気ですね
片足立ちなので、少々強度面で不安ですが重心がそこまで
ズレていないので大丈夫だと思いますが

昔のキットということで、今回も表面処理が非常に大変でした
もう一方のマジカルエミがまた更に・・
そんな感じなので時間食ってしまいました

パーツ表面はツルツルで、パッと見はそこまで荒くないかな～と思いきや、
一皮剥くと出るわ出るわ気泡の大群
あとは面自体も凸凹なので整える作業
こっちの方が作業的には大部分かもしれませんね
特に顔なんかは表面のいびつな凸凹をちゃんと修正してあげないと
変な陰影が出てキレイに見えなかったりするので、大事な作業です
てな具合で磨いて確認、磨いて・・・をひたすら繰り返します

色ですが、ピンクの衣装というご要望以外はアニメの雰囲気に寄せる
方向でオーソドックスなマット仕上げです
瞳もいい意味で今風にならないように気を配りました
個人的にはかわいくいけたと思うのですが・・どないでしょ


●カラーレシピ
（Mr.カラー＝C　ガイア＝G　ガイアEx＝Ex）

髪　C67+Ex01+C337→C67+C322
ピンク　G16+マゼンタ+Ex01
足　C111+C43+C3+Ex02
赤　C158


それではこちらからどぞ　クリィミーマミ

リッカ・グリーンウッド（森園立夏）水着Ver. 完成～

苦手な夏というところで、集中力が落ちてなかなか
スイッチオンできず前に進まない・・・
夏休みの宿題とか最後の最後の最後にならないと
全く手がつけられないダメなタイプのやつですね

てことで１体UPしました
G.F.X.開発局さんのリッカ・グリーンウッドです

サイズはノンスケールですが1/8くらいのサイズ感ですかね
キットの方は、シンプルで組みやすかったです
コレは仕様なのかわかりませんが、リボンや顔など余剰パーツが何個も
あったりであれっ？と思いましたがきっとサービスだろう・・・と
勝手に解釈しています

見た通りシンプルな造形ですが上半身のパーツ構成がおもしろく
立体パズルみたいで、へぇ～とひとりで感心してました

関係ないですが、髪の毛先のシャープ化はうちでは定番工作なんですが
写真に撮ると思ったよりシャープに見えなかったりで・・・あれ？こんな
もんかと毎度思ってしまうところですが、特に小スケールのフィギュアは
写真ではかなり拡大されたものになるので、致し方がないんですがこれ
以上先端を尖らせると破損率も上がるやらで、気を使うところですね

●カラーレシピ
（Mr.カラー＝C　Mr.カラーGX＝GX　ガイア＝G　ガイアEx＝Ex）

・髪　C58+C43+C19
・ビキニ黒　Ex02→C337でハイライト→GX101
・ビキニ青緑　G18+C322
・ベース台　タミヤ 情景テクスチャーペイント　砂

それではこちらからどぞ　リッカ・グリーンウッド（森園立夏）水着Ver.

スィーリア・クマーニ・エイントリー 完成～

とうとう7月に突入
もう半分終わりましたよ今年も・・
今年はまだエアコン使わずに過ごせてます
ここいらへんから一気に暑くなってきそうですね
やっぱし夏は苦手

ということでUPしました
ボークスさんのスィーリア・クマーニ・エイントリーです

昔のキットですが、全体的にオーソドックスな感じで安定して普通に組めます
瞳デカールもついているので描くの苦手な人も安心
右腕は２種類ついていて、差し替えでコンパチ仕様にしてます（ご要望）
まあ腕を接着していないだけなんですけどね
ただキットとしては右肩のアーマーは１つしか無く共有なので、
どうせなら２つ付けて欲しかったところですかね
飾る場所が大変ですが、長いスピア持たせた状態がカッコよくて好き

色ですが、ご要望にそって仕上げていますが写真では若干色が
違うかもですね・・・（少しだけ色調整しましたが）
鎧のシルバーの質感はいろいろ好みの別れるところかもしれませんが
今は多くの塗料があるので、自分好みのシルバーは見つけやすいでしょうね
逆に多すぎて選びづらいってところもあるかもですが（贅沢な話ですね）
自分的には今のところスーパークロームシルバー2がオキニ
塗膜もそこそこ強いし、まばゆい輝きが良き
ギラギラした感じが苦手ならタミヤのアルミシルバーとかがいいかも？です
ほんとシルバー表現って奥が深すぎるのよ・・


●カラーレシピ
（Mr.カラー＝C　Mr.カラーGX＝GX　ガイア＝G　ガイアEx＝Ex　フィニ＝F）

髪　C321+C43+G16+Ex01+Ex02+C37
青　Fブルーパープル→Ex01薄く→Fブルーパープル+C67+C326
鎧　スーパークロームシルバー2
金　C9→G45+G42
マント　Ex01+C306+C67

それではこちらからどぞ　スィーリア・クマーニ・エイントリー

潜水服ハートの女王・トランプ兵 完成～

間が空いてしまいましたが、UPしました
少々手こずりました・・

STEAM POLKAさんの潜水服ハートの女王とトランプ兵です
前作と同様のディーラーさんですがハートの女王の方は３D出力品
トランプ兵はレジンキットとなります

とにかくペストマスク同様に塗り分けが細かいので、なかなか
大変ですが、そこが第一の関門かもしれませんね
組み立て自体は簡単です
デザイン、造形はすごいな～と思うのですがキット的には
少々強度的に不安なところがあるので、補強してあげる必要がありました
この大きなボディを細い足一本で支えるというのは、長く飾る場合
ほぼ間違いなく大きく傾くのではないかと想像できます
手持ちの武器を持たない状態だと安定しますが、持たせるとジワジワと・・
支える足も中空パーツなので、念のため軸を入れ補強し
後ろにはアクリル棒を２本追加し３本で支えるようにしました
これでかなり安定したかと思います
あと、台座の方も地面に接してるのは縁のみで中空なので念のため
ポリパテとプラ版で補強しました

トランプ兵の方は通常のレジンキットなので
トランプの歪みも熱湯で簡単に直るので取り扱いが安心だー


●カラーレシピ
（Mr.カラー＝C　Mr.カラーGX＝GX　ガイア＝G　ガイアEx＝Ex）

赤　C158→G016+C4→GX121→G041
黒　Ex02
金1　C09
金2　G122

ということで、なんとかかんとか完成まで漕ぎ着けましたですー
大幅にスケジュールが・・がんばろぉ～
依頼者さんが喜んでくれれば良きです

それではこちらからどぞ　潜水服ハートの女王・トランプ兵

潜水服ペストマスク 完成～

つい先日、自転車に乗っていたらなんか微妙に挙動が変だなと
思って後輪をみたら、ビックリするくらい回転が波打ってて、
その時はよく分からず流してたんですが、後にちゃんと見たら
スポークが折れてることに気づき修理することに
とっとと自転車屋に持っていくか、自分で直すか３秒考えて
自分で修理することにしました

とはいえ、やったことないしどないしよ・・
とりあえずネットで調べてチマチマ始めてみたんですが
まずタイヤを分解しないとスポークを付けられない
その肝心のスポークも手元にない、分解するための専用工具もない
ということで一つ一つ調べながら着実に必要な工具を買い進め修理できました
素直に自転車屋に持って行ったほうが安く、早く済んだでしょうし
自転車マニアならどうってことない作業だと思いますが、なかなか楽しかったです
後輪のギヤの外し方が全然わからなくてすんごい悩みましたが、分かれば
なんてことないことだったりで、勉強になりました

てことで１体UPしました
STEAM POLKAさんの潜水服ペストマスクです

このキットは通常のレジンキットではなく、３D出力品のキットです
自分も３Dプリンター憧れます
お金に余裕があれば楽しい趣味になると思いますしね
レジンキットにして売るよりもコストは削れるし、バージョンアップも
容易にできるし、オリジナル立体作品も作り放題
（３Dデータを作れること大前提ですが）でいいですなあ～

で、通常のレジンキットと何が違うのか・・
正直やることはそんなに大きく違わないですが、レジンキットで普通に
やれたことが一部ご法度の部分もあります
それは熱矯正です
熱湯なんかに入れちゃうと多分割れます
うちは超音波洗浄機を使っていますが、その熱でさえ数カ所割れました
瞬着で付ければ治りますが念のため辞めた方がいいですね
まあ、私の言う事より３D出力に詳しい人の情報をかき集めたほうが良いです
パーツに関しては、熱矯正云々は関係なしにレジンより脆い印象です
粘りが無いと言うか、少し圧をかけると簡単に壊れます（以前も言った記憶がある・・）
模型趣味に耐えうる強度はあると思いますが、モノによるのかもですね

キットですが、マントのパーツの寸法が足らず合わなかったので
ポリパテで間を埋めて再構築しました
ここさえクリアできれば完成まで漕ぎ着けると思います


あとは３D特有の断層？を処理していきますが、その辺も地味ですが
時間かけて淡々とやります

それにしてもこのキットを組みながら、個人でこういう造形やれるって
すげえ時代になってきたなと・・・３D造形だと今後AIなんかも入ってきそうで
３D出力の造形作品増えそうですね
もう何年もかけて積み重ねた手ですごい造形やる時代じゃないのかと思うと
必要とされる職人技の形も、今までのモノから新しいモノに塗り替えられて
いくんでしょうね
絵描きさんとかどうするんでしょうね・・
てかどうなっていくんでしょうね

それはそうと引き続き、同シリーズの女王の方も製作中です

●カラーレシピ
（Mr.カラー＝C　Mr.カラーGX＝GX　ガイア＝G　ガイアEx＝Ex）

ボディ紫　C67+C326+C100→Ex01でハイライト→GX107
白　EX01+C321
カバン　C100+C7→Ex02+C42+C100→C41+GX101+GX107
ゴールド（台座、注射など）　G122
その他のゴールド　C9

それにしてもにぎやかで飾り映えする作品ですね
見ていて飽きないです

それではこちらからどぞ　潜水服ペストマスク

一之瀬アスナ バニーガール その2 完成～

世間ではGWですが、私は何も関係ない感じ・・
てかもう今年も1/3終わったんですね
なんという時間の速さ
そんなこんなで、HPの方を改善すべくいろいろいじくってて
ブログの方遅くなりました

ということで
トモゴマフの八百屋さんの一之瀬アスナです

前作との大きな違いは、台座くらいでほぼほぼ同じ方向の
仕上げになっています
髪の毛のパーツ数はやはりすごいですね
ココが仕上がれば完成したも同然というのは前回もいいましたが
ほんとにそんな感じです
ロットに違いなのか今回の方が髪パーツの合いは良くて
隙間もほぼ無かったですね（多少調整はしてますが）

台座ですが、今回ご要望でしたのでネームプレートも
こさえてみました

プラ板にインクジェットで作ったネームシールを貼りその上
からセルでカバーという構造です
台座が円形なので歪みなども考慮に入れキレイに見える
取り付け位置が悩みどころでしたが、上手くいけたかな・・
と思います

中学生のころ近所のプラモ屋のプラモコンテストに参加する
ために木製の台座にプラ版で作ったネームプレートを付けたのを
思い出したり・・・その時はプラ版に手描きしました
ちなみに作ったプラモは1/100バイファム
平手パーツをエポパテで自作したりしましたね

話を戻し、色ですが
ご要望でしたので前作とほぼほぼ同じです

●カラーレシピ
（Mr.カラー＝C　Mr.カラーGX＝GX　ガイア＝G　ガイアEx＝Ex　フィニ＝F）

髪　C321+C22+Ex02
レオタード　白地にC65でシャドー→ホワイトパール→G44
足　C111→GX101+GX105+G042+Ex02→パープル系パール

＊レオタードはクリアコート3回、足は半ツヤコート

それではこちらからどぞ　一之瀬アスナ　バニーガールVer.その2


あと、このブログをスマホで見られてる方がいましたら
一度PC版に切り替えて見てみてください
個人的には、そっちの方が見やすいかなと思います
今更な話ですが・・

セントルイス 完成～

やっとシン・仮面ライダー観てきました
結論から言うとめっちゃ面白かったです！
ただし仮面ライダーに興味のない人はポカーン
かもしれませんが、これでいいっす
程よく昭和感も残しつつ今風に表現してみました
っていう塩梅が良き
ネタバレになると行けないのでこのくらいにしておきますが
と言ってもCMでかなり出ちゃってますが・・
気になってる人にはオススメです

ということで1体UPしました
PRIMAL HEARTさんのセントルイスです
造形、キットのパーツの出来ともに言うことありません
高品質の一品かと思います

造形的には特にお尻の造形に魂が込もってますよね（そう思うのは私だけ？）
肉感と衣服の張り付いた質感表現が極まっていますね
塗装にも思わず力が入ります

艤装の主砲はキットにパーツがなく、タミヤのパーツを別途用意し
使用する仕様になっています
あとは、キットのままでは立たないのでアクリルなど支える
棒も用意する必要があります
特に難しいことはないのですが、初心者には少しハードルが
上がってしまうところでしょうか

髪の毛のパーツは複雑かつ細いのでなかなかスリリングです
こういうパーツを仕上げる際、リューターがあれば作業効率は
上がりますが、怖い場合はチマチマ手作業でやったほうが確実ですね
でもやっぱりダイヤモンドビットが使えたほうがいいですかね・・

う～ん、それにしても繊細で高品質だわ

色ですが、今作はご要望でしたので完成見本に寄せる方向で進めました
全体的にはオーソドックスですが、シワの部分などは少し陰影を
強調した感じにしています

●カラーレシピ
（Mr.カラー＝C　Mr.カラーGX＝GX　ガイア＝G　ガイアEx＝Ex）

髪　C34+C306→GX103
ボディ青　GX5+C100
艤装シルバー　G125
艤装赤　G125→G041
艤装グレー　C337+C306

それではこちらからどぞ　セントルイス

イフリータ 完成～

実はWBCあんま興味無かった人なんですが、ラスト２試合は観てしまった
不思議と勝ち負けに拘らずに観てたんですが
漠然ときっと日本が優勝するって思ってからかも知れない
ワールドカップとは違う見方してたようです
それにしても大谷選手カッコよすぎて、なんなんだこの人はって感じですね
伝説になる人ってこういう人のことなんでしょうなあ
優勝おめでとうございます！

ということで1体UPしました
チェリーブロッサムさんのイフリータです

デザインも含めキットの構成としてはとてもシンプルです
それ故に塗装での仕上がりで印象が大きく変わるであろう一品でしたので
その辺は入念に方向性を詰めさせていただきました
これも完成した印象として、写真で見るより実物のほうが存在感がある
造形だなと感じました

パーツはキレイで良好
若干歪んだパーツがあったので熱矯正したくらいで
特にストレス無く組めました
左右スカート、右足は継ぎ目消しが必要です
首×2、左右手首、台座の宝石部分は市販のパーツでクリアパーツ化してますが
首の四角い宝石はプラ材の削り出しです

色ですが、ご要望を突き詰めた結果全身パールの光沢仕上げとなりました
製作前はこうなると想定していませんでしたが、なかなかおもしろい結果ですね

依頼する側の立場でものを考えると、おそらく２種類に分類できて
一つは完成見本、もう一つはキャライラストのイメージ
のどちらかに近いものを求められる２タイプであろうというところ
実際ほぼそのどちらかになっています
でも突き詰めると、おそらくご要望、理想の形というのはそう単純では
ないのだろうなというのも経験上想像できます

そのキャラクターに強い思い入れのある方は、なかなかブレないとは思いますが
例えば、ディーラーさんの完成見本がいいと思った人も、その後
誰か別のモデラーさんが作られた完成品を見て、その方に惹かれることもあるだろうし
誰か違う絵描きさんが描かれたイメージを目にして惹かれることもあるだろうし
理想の形は、その都度変わる場合もあるし、おそらく突き詰めれば終わりが
ないということなんでしょうね
そういう意味で、ご依頼される方が本当にどういうものを求めているのか
そのうつろうご要望に本当の意味で答えるということは、
なかなか奥が深いことでもあります

なので、そこを突き詰め過ぎると完成できないというドツボにハマることもあるので
ある意味の割り切りも必要かなと思います
最初に思ったこれだ！という理想がなんだかんだで一番正しかった
ということも多々あるので、考え過ぎは禁物な場合もありますね

いろいろ話しましたが、何かしら拘りのある場合はこちらにぶん投げた方が
理想の形に近づけるかと思いますので、ご要望はご遠慮なくです！

色ですが、スーツはパールのツルピカ仕上げですが光沢部分は
軽くコンパウンドで磨いてます
あと、瞳はツヤありです

●カラーレシピ
（Mr.カラー＝C　ガイア＝G　ガイアEx＝Ex）

髪　Ex01＋C34＋マゼンタ→その色にC34+マゼンタ
黒（明）C306→ブルーパープル系パール→クリアコート（4回）
黒（暗）Ex02→ブルーパープル系パール→クリアコート（4回）
スカート　Ex02→ブルーパープル系パール→クリアコート→半ツヤ
スカート裏　Ex02+C100→パープル系パール→G041→半ツヤ
薄緑　Ex01+C337+G018+C34→ブルーグリーン系パール→クリアコート（4回）
薄紫　Ex01+C67+C337→ブルーパープル系パール→クリアコート（4回）
腕の布　Ex01+C306+マゼンタ

それではこちらからどぞ　イフリータ